我慢の押しつけ合いをやめたらみんなが楽になるのに、と思った出来事
nengororinblog
ゆるり、ねんごろRIN
わざわざ公にするのもなんだが、私は人づきあいが苦手である。とくに娘が生まれてからはうわべだけのつきあいが増加し、ますます苦手になっていった。学生同士の関係とはちがい、話したくないのに話さなければならない場面が多いのはなかなかツラい。
そう考えると、学生のころは今よりもマシだったかもしれない。とはいえ他の人みたいに幅広く仲良くすることができなかった私は、ある程度は明るくおもしろく振る舞わねばといつも意識していた。アイツは性格が暗いとか友達が少ないとか、周囲から思われたくなかったのだ。
小さいころから言われてきた〝みんなと仲良くしてたくさん友達をつくりましょう〟は、常にワイワイしたいタイプじゃない私にとって、じつにしんどい教えだったのである。友達の数によって自分の価値や幸せ度が決まるかのようで、いつもがんばっていないといけなかったから。
静かに過ごしたい人も、ゆっくりしたい人も、ひとりの時間を楽しみたい人も、いろんな人がいる。それは淋しいことでも恥ずかしいことでもない。そういった点で私はもう自分を偽ることをやめたので楽なものである。みんなと同じにしなくていい。ありのままの自分でいていいのだ。